【染錦で描いた夜桜】深川製磁の金襴桜
毎度ありがとうございます。
明治27年(1894年)創業、
佐賀県有田焼窯元の深川製磁でございます。
古来より日本人は、
夜桜の叙情的な美しさに惹かれてきました。
深川製磁の「金襴桜」は、
夜の薄明かりで見える満開の桜こそ、
日本人の繊細な美意識の象徴であるとし、
その心を、有田焼ならではの技法
「染錦」で表現したものです。
【金襴桜ができるまで】
薄く柔らかい桜の花びらは、つけ濃みという伝統的な染付技法で、淡くぼかすように描きました。花芯や葉脈は金彩で縁取りし、気品を醸し出しています。
桜の背後に見える夜の描写には、上絵濃みという技法を用いました。上絵の黒を、筆先で濃淡をつけながら、桜や枝葉にかからないように慎重に埋めていきます。
美しい絵付けが完成するには、段階的な窯入れが必要となります。その数は、素焼きも含めて10回ほどにもなり、金彩部分だけで、3回窯入れを行うこともあります。
遠くからぼんやり眺めても、その独特の佇まいに圧倒されます。お茶席や、季節のインテリアにどうぞ。
金襴桜 耳付9号花生 税込220,000円
金襴桜 篭目香炉 税込220,000円
大きすぎず小さすぎず、軽さと持ちやすさが嬉しい紅茶碗皿。紅茶だけでなく、お好きなお茶やコーヒーにもどうぞ。
金襴桜 紅茶碗皿 税込110,000円
深川製磁では、この他にも、
季節の器を各種ご用意しております。
飯碗、湯呑、和皿など、
お探しの器がございましたら、
お気軽にお尋ねくださいませ。
本館6階 深川製磁コーナーにて、
みなさまのご来店を、心よりお待ち申し上げます。
※商品価格と商品構成は2023年3月15日のものです。